2013年04月26日

意識するだけ

意識するだけ
「The Voice of the mind」
ヴォイストレーニングの本です。
要約すると、歌をうたう時
口の開け方や喉の筋肉の使い方を
先生のアドバイスに従って行うけれど
直接筋肉等を動かそうと試みるのではなく
ただ「そのようにしよう」と意識するだけで
筋肉は的確な動きをするように出来ている。
逆に意識するだけでなく直接的に筋肉を動かしてしまうと
かえって失敗してしまう。
という内容をいろいろな例を使って説明しています。

そして
意識するだけ
「インナーゲーム」
スポーツにおいて競技の時のメンタルトレーニングの本です。
要約すると
競技の時、自分の中でもう一人の自分が自分を指令してしまい
かえって運動の流れを阻害してしまい競技を失敗してしまう。
例えば「それボールが来たぞ、ラケットをこのように持って打ち返すんだ!」などと
自分に実況して競技をしてしまうと、動きはぎこちなくなってしまい
自然な運動が出来なくなってしまう。
また、自分の中で自分と会話をしてしまい 集中力を欠き失敗してしまうこともある。
このように自分の中のインナーゲームをせず、体の動きを体に任せてしまうこと。
マインドを集中しコントロールするための方法を説明しています。

そして
意識するだけ
アレクサンダーテクニークの本。
体の筋肉の方向性を意識することで
体の使い方を無理なく、不必要な緊張をせずに
上手に使うやり方。
また、体の使い方だけでなく不断の意識で
心と体のバランスを上手に行うことができる。

これらのエクササイズに共通していることは
意識の方向性、そして
作為的に筋肉や体を使うのではなく
ただ思うことによって人間の体は、自然と意図することをやりとげる能力が備わっているということ。
そして、常に意識の方向性を保つことで
「気付いて」いられるということです。
気付いていられることによって
誤った体の使い方をすることもなく
自分の意図することを自然に達成することができます。



Posted by コバ at 13:13