2005年06月22日
二揚げでんさー節
先日の後冨底周二さんのライブで「鷲ぬ鳥節」と「でんさー節」を二揚げでやっていた
「二揚げ鷲ぬ鳥節」は八重山民謡の工工四でも見たことがあるし、10年位前沖縄市の津波恒徳さんのお店に行ったとき聞かせていただいたことがあるが、二揚げのでんさー節は初めて聴いた。
二揚げにするとキーがあがり最高音が八、九になる
まるでトゥバラーマのように聞こえる。
新崎善仁著「八重山民謡の考察」によると、「トゥバラーマの基本的な素材がデンサー節の曲想の中に見出される」とある。その理由として、両者のメロディー、リズム、旋法の類似点。歴史的にみてデンサー節がトゥバラーマの40年前につくられていたこと。即興で歌うときに何らかのメロディーの下地が心に焼きついて残っている、デンサー節がトゥバラーマの即興制作の下地になった事は大いに考えられるなどとしている。
喜舎場永珣著「八重山民謡誌」(オキナワタイムス社)を紐解くと
でんさー節は1768年宮良里堅の作
トゥバラーマは1814年頃、昔トゥバラーマは1800年頃できたと推察している。
新崎氏の考察は後の研究に任せるとして
実際に二揚げのでんさー節は情緒ある高音の張り上げた優れた情け唄であった
聴いてよし唄ってよし
興味のある方は是非二揚げにしてお試しあれ。
追記
先日行われた「関西地区とぅばらーま予選大会」で同門の岡山のあ!きらさんが優勝した
実に目出度い
是非石垣島で行われる本選会でも自慢の喉をおおいに披露してください
「二揚げ鷲ぬ鳥節」は八重山民謡の工工四でも見たことがあるし、10年位前沖縄市の津波恒徳さんのお店に行ったとき聞かせていただいたことがあるが、二揚げのでんさー節は初めて聴いた。
二揚げにするとキーがあがり最高音が八、九になる
まるでトゥバラーマのように聞こえる。
新崎善仁著「八重山民謡の考察」によると、「トゥバラーマの基本的な素材がデンサー節の曲想の中に見出される」とある。その理由として、両者のメロディー、リズム、旋法の類似点。歴史的にみてデンサー節がトゥバラーマの40年前につくられていたこと。即興で歌うときに何らかのメロディーの下地が心に焼きついて残っている、デンサー節がトゥバラーマの即興制作の下地になった事は大いに考えられるなどとしている。
喜舎場永珣著「八重山民謡誌」(オキナワタイムス社)を紐解くと
でんさー節は1768年宮良里堅の作
トゥバラーマは1814年頃、昔トゥバラーマは1800年頃できたと推察している。
新崎氏の考察は後の研究に任せるとして
実際に二揚げのでんさー節は情緒ある高音の張り上げた優れた情け唄であった
聴いてよし唄ってよし
興味のある方は是非二揚げにしてお試しあれ。
追記
先日行われた「関西地区とぅばらーま予選大会」で同門の岡山のあ!きらさんが優勝した
実に目出度い
是非石垣島で行われる本選会でも自慢の喉をおおいに披露してください
Posted by コバ at 19:15
│どぅーちゅいむにー