2008年12月31日

インナーゲーム

年末年始の休みに図書館から本を借りてきて読んでいます
あまりにも面白いので、一気に読んでいます

30年前に初版が出版されていたようですが
ふとしたきっかけで今回知った本です

インナーゲーム
「インナースキー」「インナーテニス」

インナーゲーム
「演奏家のための こころのレッスン」「新インナーゲーム」

もともとはテニスを練習するための考え方なのですが
スポーツに限らず音楽そして仕事や普段の生活にも大いに役立つ考え方です。
プレー中の自分のこころの中の会話が、集中力を途切れさせ
本来持っている能力を発揮できなくさせている
心の中の自分が自分自身への命令や指示、不信、叱咤、批判することによって
自然に備わっているはずのいろいろな事が出来る能力発揮を
妨害しているという分析によるアプローチ。
これは、人前でのあがり症や他の人の人目を気にするといった
自分自身のこころの妨害を理解し改善するためにも有効な考え方で
そのための方法も書かれています。

例えば、子供は大人より早く自然により上手に、スポーツや楽器、英会話などをマスターする
なぜ大人は子供のように自然とまた短期間で身につかないのか?
その答えは、自分の心の中の自分自身への指示・命令による妨害だとしています。

そして課題にたいして手取り足取り技術や理屈を指示するのではなく
適切なアプローチの仕方で自発的に気づくことを促し
それによって、より早くより正確に上達することができるという面で
人を教えるということ、教える立場、また習う立場の人も、十分に考えさせられる内容でした。

「インナーテニス」、「インナースキー」、「新インナーゲーム」
ともにW.T.ガルウェル著 日刊スポーツ社

「演奏家のための こころのレッスン」
バリー・グリーン著 音楽之友社は
インナーゲームの考え方を音楽に応用したもの

どれもインナー・ゲームの考え方、やり方を紹介した本ですが
自分としては「インナー・スキー」が北国で子供の頃からスキーをやって自然に滑れたのと
個人競技ゆえに、より個人の内面へのアプローチが深くて面白かったですよ。


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