2008年11月30日

右手でのリズムの取り方

邦楽では体を揺らせてリズムを取ることをしません
首も振ったりしません
ではどうやったら正確なリズムを取ることができるでしょう?
三線を弾く右手の撥(爪)の動きを使ってリズムを取ります。

例えば工工四で
右手でのリズムの取り方
の2拍のリズムを弾くとき
「1(イチ)と2(ニ)と」、と言うように拍数を数えてみます。
「1(イチ)と」で1拍です
「1」「2」の間の「と」は、拍と拍の間で半拍めになります。(工工四でいう五分の位置です)
その時
「1(イチ)」で右手を下に振り下ろして弦を弾きます。(上の工工四の四の音)
右手でのリズムの取り方

次に「と」で右手を上に上げます
右手でのリズムの取り方
これで1拍です

もういちど同じ動作を繰り返して2拍めを弾きます
(上の工工四の工の音)

この動作を判りやすく図解するため工工四を横にして
その上に右手の動作を合わせてみると
右手でのリズムの取り方
となります。

リズムが乱れ正確に取れない時は、是非試してみてください。

さらに唄の歌詞のリズムが五分の時は
この右手をうえに上げる「と」の時に歌詞を当てはめることになります。


同じカテゴリー(唄・三線)の記事
2月のライブ情報
2月のライブ情報(2010-01-25 22:32)

発声の達人
発声の達人(2010-01-24 22:54)

筋肉の記憶
筋肉の記憶(2009-02-20 16:48)


Posted by コバ at 17:31│Comments(0)唄・三線
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。