コンクール雑感

コバ

2006年07月09日 23:20

早いものでコンクールが終わって一週間
札幌に帰ってきて3日目
ようやく疲れも取れてきました

さて、コンクールはいろいろと考えたり感じたりすることが多く、付き添いで同行してもとても勉強になります

コンクールは民謡界への登竜門
新人賞から進んで各賞に向かうにしたがっていろいろな景色が見えてきます
それぞれの練習過程・進度そして取り組み方によって見えるものは違うと思いますが
進めば進むほど沢山の景色が見えてきます

また、コンクールをフィギア・スケート競技に例えると「規定演技」なのだと思います
音程・リズムそしてなにより課題曲の唄をしっかり歌えるかと言う事を審査する
それがコンクールである
それに対して「フリー演技」はなにかというと、トゥバラーマ大会やナークニー大会などの各民謡大会や喉自慢大会があるのだと思います

今回コンクール各賞を受賞した人は
そこからがまた、各人のスタートなのだと思います
タイトルを得てそれに負けない実力をつけていく
そのために日々の練習がある
「慢」は人の歩みを止めるどころか坂道に突き落としてしまいます
怖い事は「慢」になってもなかなか自分で気づかない事です
「これから」「ここからがスタート」
謙虚に
そして初心に帰って
お互い、あらたに歩を進めて新たな景色を見に行きたいと思います

また、今回受賞を逃した人は
この体験が自分の肥やしとなることでしょう
躓くという経験は自己を伸ばし飛躍させる大いなるチャンスです
バネは圧力が大きければ大きいほど
その反発する力も大きくなり、高く飛び上がる事ができます
逆境を利用して大いに実力をつけ、自己の器を広げてください

取りとめも無く思った事を書いてみました
それぞれの話をもっと広げてまた掘り下げたいのですが、ダラダラと長くなってしまうので
それは教室でゆっくり一緒に考えて行きましょうね
何はともあれ、今年もまた暑いコンク-ルの季節が終わりました
お疲れ様でした

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