eメールと電話の間
三線教室を主宰していると
教室への問合わせメールがしょっちゅう来る
三線を触るのが初めての方がほとんどで
見学に来たいという方が多い
見学は何時でも歓迎なので
メールでは詳しい事を伝えるのに手間がかかるので
電話をくださいと電話番号を明記した上で返事を書くと、ぱったり連絡がこなくなることが良くある
ひどい時は、3度ほどメールでやり取りして再三「一度電話をください」と書き足し、それでも電話が来ずメールだけのやり取りが続いた
最後に相手側から「明日うかがいますから」とメールが着たので
「では、電話をいただけますか?場所等を説明します」と返事をしたら
ばったりメールが来なくなった人もおられる
♪男と女の間には、深くて暗い河がある
ではないけれど
メールと電話のあいだには、人によっては何かとっつきにくいものがあるらしい
しかし、これから顔をつき合わせて唄三線を一緒にやろうというのに
顔も見たことがない同士、せめてお互い電話で声を聴いて
人柄なりを知らなくて平気なのだろうか
「情報の情はなさけである」と我が師匠の言葉
全くの同感です
声で話をすればメールで得られない言外の生きた情報がお互いに行き交う
便利な世の中でも
人の心のやり取りは大切にしたい
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